X線CT(コンピュータ断層画像法)


原理

X線管球と検出器を、人体をはさんで向かい合うように配置させ、X線を照射しながら人体の周りを1回転移動させてそれぞれの角度でのX線の吸収のされかたを測定します。

 得られた情報をコンピュータで処理することによって、人体のそれぞれの位置でのX線の吸収値を、黒から白に至る明るさとして表示したものがCT画像です。

 骨などはX線の吸収が大きいので白く、空気などの吸収が少ない部分は黒く見えます。また、これらの中間の吸収を示す水や筋肉などは灰色に見えます。


特徴

 ・輪切りの画像が得られます。
 ・検査には痛みを伴いません。
 ・MRIと比べて検査時間が短いため、外傷など緊急の場合でもすばやく検査できます。
 ・わずかなX線の吸収差を画像にすることができます。
 ・造影剤の併用により血管の走行など、より多くの情報を得ることができます。
 ・脳内の出血などの場合、その漏出した血液の範囲を明瞭に識別できます。
 ・CT画像をさらにコンピュータで処理することにより、さまざまな情報をもった画像を作ることができます。